老眼予防から生活習慣病予防までブルーベリーのその効果
同年齢にもかかわらず、見た目も若々しくかすみ目や老眼と無縁の人もいるのは何故なのか疑問に感じることはありませんか?
からだを老化させる原因のひとつに活性酸素があります。
私たちは、酸素を取り入れなければ生きていけませんが、その体内にとり入れた酸素の一部が、からだを錆びさせると言われている酸化作用の活性酸素に変化します。
活性酸素は、細菌やウイルス物質と戦う働きをしてくれていますが、体内で多く作られ過ぎてしまうと、元気な細胞まで酸化させてしまい老眼をはじめ、生活習慣病などの引き金になってしまいます。
活性酸素からからだを守るためには、抗酸化力を高める必要があります。
ブルーベリーに含まれるポリフェノールの一種のアントシアニンには、老化予防効果の抗酸化作用があります。
アントシアニンを摂取することにより、日々の生活で傷ついていく毛細血管の保護や、血液の流れを良くしたりする効果があり、脳梗塞や心筋梗塞などの生活習慣病の予防にもつながります。
網膜の視覚情報伝達物質「ロドプシン」の働きが弱まると、視力低下や眼精疲労を起こしてしまいます。
アントシアニンには、このロドプシンを活性化する作用があり、毎日適量の摂取を続けることにより、老眼などの症状を予防する効果があります。
視力が低下してくると、目を細めてみたり、文字を遠ざけないと見にくくなったりして、こめかみのあたりが緊張し、めまいや頭痛を引き起こす原因にもなります。
そのまま放置すると、視力の低下が進むだけでなく、慢性の肩こりや、倦怠感、集中力の低下により、精神的ストレスを抱えることになり、いつもモヤモヤしたうつ状態まで進行してしまう可能性もあります。
増えすぎてしまった活性酸素は、細胞を老化させてしまいますが、呼吸だけで活性酸素が発生するわけではなく、喫煙、過度の飲酒、脂肪分の摂りすぎ、ストレス、紫外線、化学物質、など日常生活が大きく関連しています。
活性酸素の発生と無縁の生活を送ることは難しいので、体内で活性酸素を増やさないようにすることが、いつまでも若々しい細胞を保つ秘訣です。
本来人間には、有害な作用をする活性酸素と戦うための抗酸化力というものが備わっていますが、残念なことに、年齢とともに低下していってしまいます。
不足した抗酸化力は、適度な運度などでストレスを溜めないようにしたり、バランスのとれた食生活で栄養素を補う必要があります。
ブルーベリーに含まれているアントシアニンの効果は、網膜細胞を守る抗酸化力を高めることができ、老眼などによる視力低下を予防する作用があります。
活性酸素により細胞が酸化してしまう状況を、アントシアニンはすぐれた抗酸化力で抑制し、健康なからだに戻す効果があります。
近年は「スマホ老眼」と言われているパソコンやスマホの使い過ぎにより、目のかすみや老眼のような症状が子供や若い人にもみられるようになりました。
パソコンから発せられるブルーライトは活性酸素を発生させ、目の細胞の老化現象を引き起こしてしまいます。
この活性酸素を抑制する抗酸化力のあるブルーベリーに含まれるアントシアニンは、老化現象がはじまった人だけでなく、健康なからだづくりをするために、さまざまなリスクのある現代の生活環境に置かれている、子供から大人まで幅広い年齢の人に摂取してほしい栄養素です。
子供時代から目を酷使する生活をしている現代人には、眼精疲労は悩みのひとつですが、そのままなんの対策もとらないでいると、老眼を早めることになったり、白内障や緑内障になるリスクも高くなってしまいます。
網膜の毛細血管を保護し、細胞を活性化させる作用を持つブルーベリーに含まれるアントシアニンを手軽なサプリメントなども利用しながら摂取することにより、健康な目だけでなく、いつまでも若々しいからだ作りに役立てましょう。